『 1000 books before school 』
『 就学前に1000冊の本を読もう!』
このフレーズ知っていますか?
ビクトリアでは小学校に行くまでに1000冊の本を読み(聞かせ)ましょうと言われています。
オーストラリアでは日本の年長さんから小学校に通うので、

こっちゃんは
いつも3冊絵本よんでから寝るよ~
1日約2冊読むだけで5年で1000冊。
けっこうあっという間なんですね。
同じ絵本を繰り返して読んでも大丈夫です。子どもっていっつも同じ絵本選びますよね。

こんにちは。実は保育園の先生でした。
メルボルン在住のナエです。
保育士時代に絵本の魅力にハマり、かなりの数の絵本を読みました。読み聞かせ方ひとつで子どもの捉え方も全く変わってくるんですよね。絵本研修を受けたこともあります。
今回はそんな私がおすすめ + 娘たちが好きな英語の本を紹介します。
+日本語と英語どちらの言語でもある絵本を知りたい
+お土産に英語の絵本を買って帰りたい
+英語がニガテでも読める絵本ってある!?
日本人家族の私たちが愛用している英語の絵本なので誰でも親しみをもてるはずです。
おすすめ絵本10選
今回は娘たちのお気に入りということで0~3歳向けになります。

こっちゃんも自分で
読めるようになってきたよ~

毎晩の読書は欠かせないわ~
+ That’s not my ~
+ Where is the Green Sheep
超人気作のこちら
緑の羊を探していく絵本なのですが、ほかにもいろんな種類の羊がでてきておもしろいです。
色だけでなく、太い・細い、高い・低い、近い・遠いなど反対言葉で書かれているものも多く形容詞を理解するのにも役立ちます。
リズムよく書かれているので、最後の方は子どもも一緒に声を出して読めるようになりますよ。
+ Australian ANIMALS
カラフルな絵が目をひきますよね。
オーストラリアを代表する動物が載っているのでおみやげにもピッタリです。
ただ単に動物が描かれているだけではないのがこの絵本のおもしろいところ。
耳が松ぼっくり・鼻がドーナツなど、日常にあるものが動物たちの一部になっていてそれを発見していくのが娘たちのお気に入りポイントです。
+ Brown Bear Brown Bear What do you see
はらぺこあおむしで有名なエリック・カールの絵本。日本語版もありますよね。
エリック・カールらしい美しく鮮やかな色彩で描かれている動物たちが一歳の次女もお気に入り。
絵本のつくりも Where is the green sheep と同じく、繰り返しの問いかけなので分かりやすいです。動物の名前、カタチ、色を認識できるのも嬉しいところ。
+ Where’s Spot

どこかな~ここかな~

あ~ちがった~

ぶっぶ~、こっこで~す
のやり取りを何十回・何百回したでしょうか。
やりとりも楽しいし、Where is ~ の使い方をマスターできます。
+ The Things I Love Most ~
+ Grug
オーストラリア発の絵本。
最初見た時はなにこの変ないきもの…って思ったんですが、読んでいるうちに愛着が沸いてくるんですよね。
動画でもあるみたいです。
クスって笑ってしまうGrugの性格が親の心をつかんでいます。
+ Guess how much I love you
こちらも超有名作ですね。日本語訳もあります。

毎回読み終わるたびに
娘をギューッとしたくなります。
他にもいろんなシリーズがでているようですね。

このうさぎさんほしい~
+ Possum Magic
メルボルン発のこの絵本。
オーストラリアの固有種ポッサムが主役です。
物語としてもおもしろいのですが、オーストラリアの動物・地理・食文化などをよく理解することができます。
絵もほんわかしていてかわいいので、おみやげにピッタリだと思います。
+ We’re going on a bear hunt

親子で掛け合いが
できるのがたのしい!
日本人が英語の本の読み聞かせ!?
などと聞くのですが、私はそうとは思いません。
もちろん正しい英語を聞くのも大事だし、必要なことだと思います。

夫婦でノンネイティブなので
動画や、図書館のストーリータイムに
お世話になっています。
絵本の読み聞かせって親子のコミュニケーションがとっても大切な役割をしていますよね。
子どもが読んでほしいと持ってきた本は、子どもなりに考えて
今、お母さん(お父さん)に読んでほしくて持ってくるんですよね。
それを毎回のようにそれは英語の本やから読まれへん
って断っているとどんな気持ちになるでしょうか?
子どもも気を使って絵本を選ばないといけなくなるし、せっかくな親子コミュニケーション時間が台無しになってしまうと思いませんか?

私の英語力の問題で
本当に読めない絵本は
ごめんなさい。。。

え、マミー、何年
オーストラリア住んでるの?
(下手な英語でも)大好きなお母さん・お父さんが自分の選んだ絵本を読んでくれていると感じる方が幸せですよね。
それにオーストラリアは移民で成り立っている国なので、英語を第二言語として話す人はたくさんいます。
いろんななまりの英語に触れることも大切だと私は思っています。

そう思っても、英語の本は
ニガテなのはここだけのハナシ
日本の絵本が英訳されているもの
英語の絵本が日本語に訳されているものは何点か紹介しましたが、日本の絵本が英語に訳されているものもあります。
日本からのおみやげにいいですよね!
ぐりとぐら
まとめ
・繰り返しでリズミカルな絵本が子どもは好き
・触って感触を確かめられるのもおもしろい
・子ども用絵本は英語の勉強にもいい
・ネイティブでなくても子どもが読んでほしい絵本を読んであげよう
・読み聞かせは親子の大切なコミュニケーションの時間
・日本語の絵本が英訳されているものもたくさんある
今我が家にある日本語の絵本はほとんどが主人が小さい時に読んでいた本です。
自分が小さい時の本を娘に読んであげて、だんだん娘が自分で読めるようになって…絵本一冊にかなりの歴史がありますよね。
孫にまで残せるようにまた大切に保管したいと思います。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました
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