8年前、20代前半だった私は、ユニクロのピンクのタンクトップのロングワンピース(当時かなり流行ってた)にバックパックひとつ、スーツケースひとつで関空にいました。
(これは私の海外旅行あるあるなのですが、、、)
チェックインカウンターでスーツケースを預ける際に重量オーバーでした。それも結構。
焦ってその場でいろんなものを機内持ち込みのバックパックに詰め込んだんですね。(母と一緒に)

こんにちは。メルボルン在住歴8年
今では二児ママのナエです。
で、ギリギリまで母と(当時付き合ってた彼氏も一緒に)たこやき食べていました。
もう行かなヤバいということで、涙する母をなぐさめ(当時の彼氏にも別れを告げ)、手荷物検査へ向かいました。
すると私の荷物が何回も何回もスキャンされます。。。
…
「中に液体は入っていませんか?」
……
そうです。
スーツケースから荷物移動させたときにガッツリ!クリームとか、化粧水とか入れていました。あはは
しかも着いたら寒いからと思ってなぜかアグーのブーツを機内持ち込みにしてて、その中に入れてたんですね。
って本気で思っていました。

もう、マミーったら…

オオバカモノ…
処分しますか?
外のゲートに預けられる方はいますか?
と聞かれたので、心配そうに一部始終を覗きこんでいた母に今度は私が半泣きになりながらすべてを預けました。
そんなことをしていると本当に時間がなくなって猛ダッシュ!!!!
呼び出しもされるし、余韻に浸るヒマもなく、とりあえず猛ダッシュで係員さんと一緒に飛行機乗り場まで向かいました。

いや、本気でありえへん!!

その節は大変ご迷惑をおかけしました…
ここからまさか8年もメルボルンで生活することになるなんて…
人生っておもしろいですね~。
前置きがかなり長くなりましたが、今回はそんな私が思う海外生活についてシェアします。
在住歴8年の英語力
これはもう何度も書いているので、みなさんご存知かもしれませんが、今でも英語はニガテです。
自分の思いを伝えるのことがすんなりできません。
って思ってるそこのあなた。
勝手にバイリンガルにはなりません。
海外育ちで英語が身近な人がプラスアルファ他の言葉(例えば日本語)を話せるなら、それはその家庭の努力の結晶です。
私も渡豪すぐの時は数年住んでたらその内、喋れるようになるかな~ってフワフワしていました。

当時の私、本当にバカ!!
ワーホリや、学生で海外生活を満喫中の人は、ぜひ、ぜひ、少しでも若いうちにしっかり英語の勉強をしてくださいね。
効果的に勉強すると意思疎通の会話くらいすぐできるようになりますよ!
海外に行ってから勉強するのではなく、日本にいながらでもできることはたくさんありますよね。
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最近ではオンラインで学べるツールも増えていますよね。
友人がこの「ネイティブキャンプ」を使用していて、おススメだよ!と教えてくれました。
私自身はこのコロナ禍を利用して(?)自分の英語力アップと資格GETの為に学校に通い始めました。
これで在住10年目には英語は友だちになっていることでしょう!(笑)
考え方と捉え方
オーストラリアに来て一番強く感じることは多様な社会の中で生きているということです。
オーストラリア、特にメルボルンは移民から成り立っている国です。
その中で日常生活を送っているとどんな風にかわっていくのでしょうか?
+たくさんの文化にふれる
移民の国で生活をしていると、
なんていうのは当たり前です。
そうなってくるともちろん様々な文化や宗教が入り混じってきます。
いろんな考え方が尊重されているので、各国のおまつりや、パレードが行われたりします。
保育現場でも多様な文化に触れるというのはとても大切なことだと考えられています。
日本生まれ日本育ちだとなかなか他国の人と日常生活で触れ合うことって少ないですよね。(もちろん地域にもよると思いますが)
小さいうちからいろんなバックグラウンドを持った人がいる、いろんな考えがあっていいんだと感じながら大きくなることは自分のアイデンティティを築くうえでとても重要なことのひとつですよね。

こっちゃんの保育園でのベストフレンドはインド人だよ!

いろんな文化に触れられて羨ましい!
私はオーストラリアに来てからはじめて
と気付くことができました。
日本にいた頃は周りからどう見られているかというのにすごく神経を使っていました。
自分のためというか、周りにあわせるために、
…などなど。
好きでやっている人もいると思うので、それを全否定するつもりはありませんが、私はあまり得意ではありませんでした。
でも、海外生活をしてみるとあまりにもいろんな人が多いので、自分の事なんてどうでもよくて、どう見られているかなんて全く気にならなくなりました。

…もしかして、歳のせいかもしれませんね(笑)
+たくさんの思想にふれる
これまた私のおバカストーリーになるのですが、語学学校に通っていた時にベジタリアンの友だちがいたんですね。
ある日クラスルームで誰かが作ってきたケーキをみんなで食べていたんです。
すると、そのベジタリアンの子も食べ始めて、なんと私は「え!?ケーキ食べていいん!?!?」って聞きました。。。
その子は一瞬ポカーンとして「ぼくが食べないのは肉と魚だけだよ」と優しく教えてくれました(涙)
当時のおバカな私はベジタリアン=野菜しか食べないと思っていたんですね。

まじでちょっと引くレベル。。。
でもそれだけ、それまでの私の人生の中にベジタリアンやビーガンなどの言葉は存在しませんでした。
宗教の中で牛を食べないとか授業で習いましたが、昔の風習くらいに思っていました。
無知って恥ですよね。。。我ながら情けない。。。
そんな私が今ではお肉を減らす生活をしているなんて…

わらっちゃう~
いろいろな考え方に触れる中で環境問題についても真剣に考えるようになりました。
これは時代の流れかもしれませんね。
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日本も環境問題に取り組んできていると思いますが、まだまだ先進国にしては劣るところが多いと感じます。こういうことを肌で感じられるのも海外生活を続けているからですよね。
これから住むところ
さんざんオーストラリアの良い所、海外生活の魅力を話していますが、じゃあ今後もオーストラリアに住み続けるの!?と聞かれると、答えは…
分かりません!!

なんだそら~!
移民第一世代というのは正直、苦が多いです。
あげだすとキリがないのですが、やっぱり一番は日本にいる家族のことですね。
まだ夫婦二人だけだった時は良かったんです。
割といつでも好きな時に日本に帰れたし、そこまで家族の助けが必要というシーンがありませんでした。
だけど、子どもが生まれてからはまったく違いますね。
飛行機代も跳ね上がるし、体調を崩した時に気軽に預けられないし、孫とおばあちゃんおじいちゃんの時間を十分に持てないというのは、なんて自分は親不孝なんだろう…と感じてしまいます。
コロナのせいで日本一時帰国も中止になって、次女はまだ一度も日本に行ったことがありません。

はやく日本のご飯がたべたいわ~
親戚中が集う盆や正月、毎週末のように遊びに行っていたおばあちゃんのお家、いとこ同士のお泊り会…
そんな当たり前に私が経験していたことを娘たちにも経験させてあげたいです。
それでも私たちが今でも海外に住み続ける理由は、
子どもたちに可能性を残したいからでしょうか。
これについてはまた別記事にしようと思います。
ないものねだりといえばそれまでなのですが、
今ある環境・遠く離れていても応援してくれる家族・近くにいる助けてくれる友人
に感謝して、毎日を生きていきたいと思います。
ロックダウン中でストレスも多い日々ですが、振り返ってみて改めて今の幸せに気付けました。
とりあえずこのロックダウン中の目標は家族みんなの心と体が元気であることです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
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