海外移住12年目、オーストラリアで今ぼくが直面する弊害とは

《 AUS ・ 観光 》
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オーストラリアに来て12年、どうもYOSHINAGAです。

海外移住と聞くとおそらくたくさんの人がメリットや憧れ、キラキラした生活を想像されることと思いますが、もちろんデメリットもたくさんあります。

人それぞれ感じ方は違うと思いますが、自分が今感じている弊害を書いてみようと思います。

尚、以降の記事は少々ネガティブな個人の意見になりますが、決して今から海外へ行かれる方々を不安にさせるような目的ではありません。

ただこういうこともあるんだなぁ、くらいの感覚で読んで頂ければと思いシェアします。

日本との距離、家族との時間

オーストラリアと日本は比較的アクセスは簡単な方で飛行機1本10時間程度で行き来でき、航空券もぼくが初めて来たころに比べるとだいぶ安く手に入るようになりました。

またLINEやSKYPE、FACETIMEなどインターネット回線で日本との連絡も快適にやり取りできるようになり、だいぶ距離が縮まった気がします。

しかし、ぼくは日本に帰ることができるのは約年1回。仕事による時間の縛りや金銭的事情などでやはり日本とオーストラリアの物理的距離は感じてしまいます。

日本の家族とのイベントに参加できないもどかしさ、年末年始、お盆、お祭り、冠婚葬祭など年1度しか帰れないのでそのほとんどを一緒に過ごすことが出来ません。

特に辛いのが冠婚葬祭。身内が具合が悪くなった時にすぐに駆けつけることができません。

ぼくがオーストラリアに来るまでの18年間を一緒に過ごした祖父とは最後のお別れをすることが出来ませんでした。

祖父の体調が悪くなったことは家族から聞かされていましたが、丁度その頃、妻のお腹の中には娘がいました。妊娠も後期を迎えていて、帰るに帰れない状況でした。

娘が産まれてから直ぐ日本へ変えれば祖父へ顔を見せてあげることができると思っていましたが、娘が生まれた6時間後、祖父が亡くなったことを家族から伝えられました。

ぼくは最良の決断をしたと思ってますが、これを機に家族の大切さと、日本とオーストラリアの距離を改めて感じるようになりました。

将来への不安

これはおそらく海外在住者のみならず世間の人みんなが少なからず感じている問題だとは思いますが、長期海外在住者は特別考えてしまう事だと思います。

漠然と感じるのは、このままいつまでオーストラリアに居続けるのか?ということ。

死ぬまでオーストラリアで暮らすのか?と質問されると自分の答えは間違い無くNO

私達夫婦の国籍は日本で、私達が帰る場所は日本だと思っています。

ではなぜオーストラリアに住んでいるのか?と聞かれると、自分にとって、地方出身の人が東京へ出ていくのと全く同じ感覚で、ただ学校を卒業した場所、仕事をしている場所がオーストラリアだというだけで、今はその環境が自分たちのライフスタイルに合っているからというだけです。

しかし、日本に帰るとなると、どのタイミングで日本へ帰るのか?日本のどこに住むのか?仕事はどうするのか?オーストラリアの生活から日本のライフスタイルに戻れるのか?など不安要素は考え始めると切りがありません。

いつの間にかオーストラリアに来た時の不安よりも、日本に帰る不安の方が大きくなってしまっていることに気が付きました。

社会感覚

18歳で日本の片田舎を飛び出したぼくは、日本社会をほぼ経験せずに大人になってしまいました。

18まで学校と部活が生活のほとんどの割合を占めていたので日本での職務経験はゼロ

オーストラリアに来て、たくさんの日本人の方と仕事もしてきましたが、やはり日本社会の感覚が自分の中には無いと感じてしまいます。

上下関係や敬語などは高校部活動の中で触れましたが、日本社会で実際に経験したことがありません。

カタコト英語しか喋れない人がいきなり英語環境で働くのと同じくらいの壁を感じてしまいます。

特に日本の相手を尊重する文化や丁寧すぎる習慣

超個人主義のオーストラリアに長いこと居たせいか、相手に合わせる、空気を読むなどという力がものすごく乏しい気がします。自分の意見はしっかり伝える方がスッキリするし、それが失礼になるという考え方ができなくなっています。

日本人の丁寧する振る舞い、例えば挨拶やお礼など、丁寧すぎてフレンドリーさに欠けてしまいオーストラリアでは逆効果になる場合もあるのではと思うほどです。

日本社会から長く離れると、こういった感覚が鈍ることにより、社会復帰が難しくなるという弊害が少なからず出てきますし、海外のやり方を知ることにより、日本社会の煩わしさを感じるようになってしまいます。

最後に

少々ネガティブな意見を書きましたが、日本人として生まれ生きていく中で、海外での経験をどのように強みとして生きていくことができるのかが今の自分にとっての課題だと思うようになりました。そして、少しずつ自分のベースを日本に戻せるように移行し始める必要用性を感じます。世界中どこででも賢く、強く生きていけるようになりたい。

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