
こんにちは。オーストラリア・メルボルン在住ヒロシです。
今回はオーストラリアに住みたい、移住したいけれど、
どうやって永住権を取得すればいいのかわからない。
自分に永住権を取得できる可能性はあるのか?
何が条件でどのような取り方があるのか知りたい。
という悩みを解決していきたいと思います。
オーストラリア政府はオーストラリアに必要な優れた技術を持った人材をおぎなうため、
労働者の移民を受け入れています。
つまりオーストラリアに足りない人材ウエルカム!ということ。
オーストラリアの永住権を労働者として取得する方法、
その中でも一番メジャーなSkilled Independent Visa「独立技術ビザ」に沿って
条件と取り方について解説していきます。

このビザに挑戦したことがあるので(実際は違う方法で永住権取得しました)
経験者としてビザの取得条件をまとめました。大変さも痛いほど分かります。
一番重要なのはあなたのスキル!
職業リストに自分の職業が載っているかどうか
Skilled Ocupation List
オーストラリア政府は国に足りていない人材を明確にリストとして提示しています
このリストは移民の受け入れ状況などによって一定期間で更新され、
リストから排除されると申請することができなくなります。
代表的な職業でいえば会計士、建築士、エンジニア系などは10年以上前からずっと載っています。
しかしシェフやコックなど、排除されたり追加されたりという職業もあります。
日本(オーストラリア以外)での職歴年数
リストに自分の職業が載っていた場合、次に重要となってくるのがその職業での経験年数。
3~5年、5~8年、8年以上と年数が長ければ長いほど技術が高いということで、優位になります。
実はポイント制!

永住権ってポイント制だと知っていましたか?
独立技術ビザを提出するには65ポイントが必要です!
職歴年数も会社で正式に雇用されたうえで働いたという証明、
もしくは個人事業主だった場合でもそれを証明できる文章などがあれば
年数により5~15ポイント得ることができます。
【移民局が出している正式なポイント表】
英語のスキルアップでポイント稼ぎ
英語力を証明することができれば最大20ポイント獲得できます。
しかし日本人で20ポイント獲得できた人を僕は聞いたことがありません。
ネイティブ相当の英語力でなければ取れるポイントではないので、
ここでは堅実に10ポイントを狙いましょう。
英語のテストは数種類の指定があり一番メジャーなIELTS、
最近ではPTEというテストもメジャーになっているようです。
ちなみにIELTSのProficient Levelというのはスコア7以上ということで
これはTOEICの700後半から800点くらいのレベルのようです。以下参照
オーストラリアで専門学校/大学に行くことで優位になる
さらに自分の職業分野をオーストラリア国内の専門学校で学位を取得すればさらに10ポイント、
学士もしくは修士卒業で15ポイント。
Diploma(専門学校)だと半年ほどで取れるものもあります。
費用と期間
英語に自信がある人でも英語のテスト対策などで半年、
さらに現地で学位を取得するのに1年は必要だとみて、
2年ほどの準備期間とその間、学生として生活ができるだけの費用を準備する必要があります。

永住権申請って思った以上に費用がかかる!!
タイムリミットを意識しよう
20代後半で悩んでいる方がいれば今すぐ行動開始することをお勧めします。
早く行動すればするだけ優位になります。
なぜかというと、年齢でポイントが稼げるからです。
働き盛りの25~33歳の間に申請すると30ポイント。
年齢だけで必要なポイントの半分弱を稼ぐことができるんですよ。
オーストラリア政府のこの年齢層を増やして経済を活性化させたいという狙いですね。
ちなみに40歳を過ぎてしまうと15ポイント、
年齢は一番稼げるカテゴリーなのでここを逃してしまうとかなりハードルが上がってしまいます。

30歳までに申請できれば可能性はぐんと上がります
30歳までを目標にオーストラリアの学校で学位を取り、
英語力を上げる準備を終わらせる。
そのためには27~28歳までにオーストラリアに学生ビザで英語を勉強したり、
専門学校へ入学したりする必要性が見えてきますよね。
そしてタイムリミット以内にオーストラリアで職歴を積む!
できれば1年以上の職務歴をオーストラリアで得ることができれば、
永住権申請への道が確実に見えてきます。
まとめ
- 独立技術ビザはポイン制
- 職業リストに自分の業種が載っているかチェック!
- 3年以上の職務歴を証明できればポイントが貰える
- 英語力を磨いて、テストを受ける
- オーストラリアで学位を取得する
- 28歳までにはオーストラリアで行動開始
- 33歳を過ぎると結構厳しい
- オーストラリアで1年の職務歴を証明できればかなりプラス!
以上、独立技術ビザの条件と取り方について簡単にまとめてみました。
独立技術ビザだけが唯一の永住権取得方法ではなく、他にも方法はあるので
随時記事をアップデートできればと思っています。
コメント